
質安全防爆形電気機器や耐圧防爆形の電灯が使用できるなど、場所毎に使用できる電気機器が決められていたが、今回提出されたCommittee Draft(1996年6月に各国に回章されたもの)は、陸上規定の考えを取り入れ、危険場所をZone0、1、及び2の3種類に分けて、例えばポンプ室であればZone1に分類し、それぞれのZoneで使用できる電気機器を規定したものに改正されている。このような考え方がZonal Conceptに当たる。
冒頭、このZonal Conceptを取り入れた当該改正案について,議長より、革新的である旨の発言があった。
この規格の改正作業は、WG3で行われており、Convenerより主要点について説明があった。その際、彼も将来、この作業が海運界やIECにとって貴重なものになる旨明言した。
カナダより、Committee Draft(CD)の回章される時期が遅く検討する時間がなかった旨の発言があり、CDへの回答期限を今年の12月15日まで延長することで合意された。
また、Convenerより、コメントは可能な限り電子化したもので送るよう指示があった。英国よりWG3の活動及びZonal ConceptについてIMOへ情報を提供すべきである旨の発言があった。
本議題については、引き続き議題11.1でも審議された。
7.2 Electrical installations of pleasure craft
関連文書:18/804/CD
WGのConvenerより、CDに対するコメント(回答期限は今年の10月15日)について会議開催中にWG22で協議を行う旨説明があった。具体的には、議題11.8で審議された。
7.3 Electromgnetic compatibility of electrical and electronic installations in ships
関連文書:18/801/CD
本議題については議題11.7で審議された。
7.4 Mobile and fixed offshore units−Electrical installtaions−Part3:Equipment
関連文書:18/805A/CC
18/792/CDに対するコメント及び回答は、18/805/CCとして今年の7月に回章されているが、WGのConvenerより、この18/805/CCを18/805A/CCに置き換える旨の説明があった。なお、本議題については議題11.4で審議された。
8. To note the following Draft International Standards for voting(CDV文書について)
8.1 Revision of IEC92−302−Part302:Low−voltage switchgear and controlgear assemblies
関連文書:18/798/FDIS
本改正案は、CDV(18/787/CDV)として昨年の8月に回章され、今年の1月15日締めでコメントが求められていたが、WGのConvenerによると、比較的大きなコメントが
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